




撮影セットだけではない『映画村』の多彩な魅力をコンテンツとデザインで表現。
京都は太秦にあるアミューズメントパーク「東映太秦映画村」のサイトです。映画村といえば、映画の撮影にも使われる江戸時代の町並みのセットが有名ですが、実はファミリーやカップルで楽しめるアトラクションもたくさん。大人も子供も、時代劇に興味がある人もない人も幅広く楽しめる、魅力的な施設であることをしっかりと伝えるサイトをめざしました。

- 株式会社東映京都スタジオ
- 東映太秦映画村の経営
- 京都市右京区太秦東蜂岡町10
進化した映画村の新たな魅力を正しく伝えるWebサイトへ。
「京都太秦映画村」といえば、その名の通り映画の撮影にも使用されるリアルな江戸の町のセットが有名です。しかし、ヒーローショーやキャラクターショーを積極的に開催していたり、多彩なアトラクションやショー、扮装体験、エンタメ施設があることはあまり知られておらず、来場者アンケートでも「撮影セットの印象が強かった」との回答が多数でした。
リニューアル前のサイトでも多彩な情報が発信されているものの、そのために煩雑になってしまっていたこと、それに写真等のビジュアル表現も不足していたことから、前述の魅力が充分にアピールできていない状態でした。このことに課題を感じた私たちは、施設のクオリティとアトラクションの魅力を前面に出していくリニューアル方針をご提案。コンペおよび特設サイトの制作を経て、リニューアルをお任せいただけることになりました。
各種イベントをジャンル別に訴求。提案型・体験型コンテンツも充実。
トップページでは、東映太秦映画村のイベント4大ジャンルである「アトラクション」「ショー」「シーズンイベント」「アニメ・特撮」を前面に打ち出す設計を採用。各ジャンルについてメインとサブ2点のセットでメリハリをつけた構成とし、各種イベントが充実していることを訴求しています。また、お客様別の「モデルプラン」や「バーチャル体験フォトツアー」などの提案型・体験型コンテンツを充実させることで、多彩なアトラクション・施設をさまざまな角度から提案していくサイトをめざしました。

コンテンツ設計/お客様別モデルプラン
映画村では子供を中心にファミリー層が楽しめることはもちろん、カップルや大人も楽しめることをターゲット別のおすすめアトラクションや舞台・ショーを紹介するコンテンツで訴求しています。

コンテンツ設計/バーチャル体験フォトツアー
大きな写真によるフォトツアーコンテンツを制作することで、多彩な施設やアトラクションを迫力あるビジュアルで表現。特にアトラクションについては、人物を登場させることで、実際にユーザーが楽しんでいるシーンを想起しやすくしています。

コンテンツ設計/変身体験
映画村ならではの多彩な扮装体験サービスをアピールするコンテンツ。扮装の度合いによって「変身レベル」を設定し、顔出し看板などのライトなものから舞台メイクの技術を活かした衣装・かつら・メイク・散策・撮影などが体験できるフルコースまで幅広く紹介しています。
デザイン/明るい配色とビジュアルで、映画村の魅力を余すところなく表現。
撮影セットだけではなく、若者・ファミリー層向け施設が充実していることをデザイン面からも伝えていくため、明るさを感じさせるトーン&マナーを心がけました。配色を従来よりもややビビッドに、ベースには和紙のテクスチャを用いながら、各アトラクションやイベントの写真が目立つような配色・レイアウトを採用しています。もちろん、撮影セットも映画村の大きな特長でありアイデンティティのため、ファーストビューの背景に映画村の全景を配置しています。さまざまな情報の提示を経てたどり着いたフッターには、映画村の入口の写真を背景に、映画村のキャラクターたちが出迎えるような賑やかなビジュアルに。「アクセス」案内へのリンクを配置し、来場への誘引を図っています。
システム/汎用性の高いフリーエリアを導入。不慣れな方も使いやすいテンプレ―トを用意。
先方にhtmlを使用できる方がおられるとのことで、今回構築したシステムでは基本的に汎用性の高いフリーエリアを採用し、テキストや画像の配置、表やリンクの挿入も自由に行えるようにしました。ただ、イベントやアトラクションの更新については複数の部署にまたがって情報を管理するため、自由度が高過ぎると人によっては使いづらいおそれもありました。そのため、操作に不慣れな方でも使える各種テンプレートを用意。誰でも使いやすいよう配慮しています。