京都大学大学院 情報学研究科
蓄積された情報を整理し、研究成果をCMSで簡単発信。
日本で初めて「情報学」を標榜した研究科として1998年に設立された京都大学大学院 情報学研究科様。Webサイトのデザイン刷新とセキュリティ強化をご要望でした。ノイの京都大学他部局様のサイト構築実績をご評価いただき、リニューアルを担当させていただくことになりました。
2024年公開


ご要望 REQUEST
- デザインの刷新
- セキュリティ強化
- CMSのカスタマイズ
ノイの提案・アイデア IDEA
入り組んだ階層や導線をシンプルに再設計
長年蓄積された膨大な情報量と繰り返されてきたリフォームにより、メニューやバナーが散在し、導線が複雑な状態でした。情報を整理しながら階層構造から見直し、できるだけシンプルな設計に変更しました。
研究ページもCMSで簡単に更新・管理
「お知らせ」「トピックス」「図書館用のお知らせ」にCMSを導入。研究ページについてはご予算に合わせて「お知らせ」のカテゴリーで運用する形にしました。テンプレートを作成し、専任の担当者様以外の方も簡単に新規ページ作成や更新をできる設計に。英語サイトにもCMSを導入する必要があったため、一括管理できる仕様を用いて更新作業の効率化を図りました。
「情報学」の特性をシンボリックに表現
研究科のロゴカラーをベースにすえ、「情報学」のあらゆる学問に派生する特性をイメージしたアニメーションを配置。トップページだけでなく各ページのタイトルエリアに共通して表示させることでサイト全体に統一感を持たせ、アカデミックな雰囲気を演出しました。アニメーションについては読み込み速度に影響しないよう細やかに調整しました。全体的に文字がメインの構成となったため、フォントサイズで強弱をつけたり、余白を多く設けたり、読みやすさをより意識してレイアウトしています。
コンテンツ CONTENT
トップページ
旬の情報が目に留まるように“ピックアップ”
研究科様がもっとも注力されている情報発信コンテンツを上部に配置。入試情報、イベント、研究成果など情報がたくさんあるため優先順位をつけて整とんしました。特にアピールしたい情報は「ピックアップニュース」として大きく表示し、目に留まりやすくしています。
トピックス 研究成果
研究成果を打ち出し、教育研究レベルの高さをアピール
リニューアル前は研究情報を1ページにまとめて掲載していたため、かなりのボリュームになっていました。そこで記事を読みやすく編集できるようにCMSを導入。研究内容やその成果の豊富さが伝わるよう、トピックスの中から絞り込んで一覧表示できる仕様に。サイト訪問者が興味のある情報を見つけ出しやすくしています。
情報学研究科図書室
図書室利用の情報を精査し、使いやすく
元々図書室の案内は独立したページでしたが、「情報学科サイトに集約したい」というご担当者様のご要望から、情報をそぎ落としデザインし直しました。学生が求める情報を効率よく取得できるよう、「お知らせ」を掲載し、京都大学図書館など別サイトの該当ページへのリンクをまとめる形で展開しています。
プロジェクトレビュー REVIEW
公開後、ご担当者様から「不要なったページを整理することができ、サイトが見やすくなった」「CMSの知識がない事務担当者にもページ更新作業を任せることができそう」というお言葉をいただきました。更新しやすくなったことで、ますます充実した情報提供と魅力の発信にお役立ていただけたらうれしく思います。