独自の切り口で製品が持つ世界観をコンセプチュアルに表現

大手水栓メーカー、三栄水栓製作所のアジア向けサイトです。
基本的な製品情報だけでなく製品におけるコンセプトを中心にコンテンツを展開し、ターゲットであるアジアの富裕層に訴える表現を行っています。

クライアント概要
会社名
株式会社三栄水栓製作所
事業内容
水栓金具、バストイレタリー製品の製造販売
本社
大阪市東成区玉津1-12-29

WORKFLOW 01 - 初期提案

リニューアルの目的/海外営業戦略の起点としてのWEBサイトを

三栄水栓製作所は50年以上の歴史を誇る水栓メーカーです。
近年は有名プロダクトデザイナーを起用したデザイン水栓を発売し、建築・空間デザイン業界からも注目を集めています。 このデザイン水栓の海外販売を強化していくために、WEBサイトを営業の起点として活用していくことになりました。
しかし現状のWEBサイトは、デザインが古く商品イメージを損なう恐れがありました。
そこでWEB制作会社 数社による提案コンペを実施され、課題を的確に指摘した提案内容とプロジェクトにかける熱意が評価され、私たちが受注することになりました。

WORKFLOW 02 - 企画設計

企画構成/高付加価値商品をいかに訴求するか

デザイン水栓商品は一般的な商品に比べて高額です。
また海外に販売する場合、貨幣価値の違いもあって、ひとつの商品の価格が現地労働者の1ヶ月分の給料と同額になるケースもあります。
このような高付加価値商品をいかに訴求するかが今回の企画のポイントです。

私たちは商品開発プロセスやコンセプトをブランドストーリーとして、展開していく構成を企画しました。

  • PRODUCT(製品フォルムの美しさを訴求)
  • MATERIAL(製品素材へのこだわり、和のテイストを訴求)
  • CRAFTSMANSHIP(製造工程へのこだわりを訴求)
  • DESIGNER(デザイナー森田恭通からのメッセージ)
  • LIFE(潤いのある生活シーンを想起させる)
企画構成/UD商品にはひらめきを訴求

海外販売するもうひとつの商品群はユニバーサルデザイン(UD)水栓です。
誰もが簡単に使えることを目的としたこの商品群を訴求するためには、「ひらめき」「いやし・リラックス」という要素が重要だと考えました。
動植物を主人公にパステルカラーで展開するコンテンツクリエイティブは、こうした発想から生まれました。

WORKFLOW 03 - 制作開発

デザイン/異なる製品コンセプトを両立させるサイトデザイン

高付加価値商品とUD商品、異なるコンセプトを両立させるために、トップページで2つの入り口を用意し、それぞれの紹介ページに誘導する構成にしました。
高付加価値商品では「上質さ」を、UD商品では「ひらめき」「いやし・リラックス」を表現しています。
いずれもテキストや解説は最小限にとどめ、キーとなる言葉と、体感するインターフェースによってより製品への理解とコンセプト訴求をしています。

素材作成/手作り素材で予算を抑える

このプロジェクトは予算の関係上、プロカメラマンやイラストレーターに素材制作を依頼することが難しい状況でした。
社内スタッフが動画モデルになったり、商品サンプルを借りてきて社内撮影したり、デザイナーがイラストを描いたりと、工夫を行った結果、当初予算内に抑えることが出来ました。

WORKFLOW 04 - 公開運用

運用/韓国語へのローカライズ

韓国での営業活動強化のため、韓国語サイトも開設することになりました。
私たちは翻訳パートナーと協力し、サイトのローカライズ作業を担当させていただきました。
http://www.san-ei-faucet.com/kr/

全体レビュー (獲得成果)

「WEBサイトが好評で海外での商談がスムーズになりました」と、営業担当者様からお褒めの言葉をいただきました。 これからは海外からのアクセスアップにつなげるようなプロモーション展開にも力を入れていきたいと考えています。

このプロジェクトは担当者様のものすごい情熱に触発され、制作条件以上のパフォーマンスを発揮できた案件でした。 今後も良いパートナーシップを築いていきたいと考えています。


Web Creators 2005年3月号