スクールカラーの表現と、独自CMS開発に注力

京都精華大学様の個性豊かな校風と学部構成の根本にある「表現者を育てる」という本質を語らずして魅せることに主眼をおきました。 また学内からの情報発信力を強化するためCMSを開発・導入しました。

クライアント概要
会社名
京都精華大学
本社
京都市左京区岩倉木野町137

WORKFLOW 01 - 初期提案

目的/総合大学としての訴求を

京都精華大学様は人文学部、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部の4学部と大学院を持つ総合大学ですが、 受験生の間では芸術系大学としてのイメージが強く印象付けられています。 芸術系大学としてのイメージを損なわないようにしながら総合大学としての打ち出しも行っていきたい。 今回のプロジェクトにおけるデザイン要望は、非常にバランスの取り方が難しいものでした。
私たちの自社サイトのクリエイティブがご担当者様の目にとまり、「この会社なら表現してくれるのでは・・・」という期待のもと、指名発注をいただきました。

機能要望/CMSを導入して情報発信力を強化

プロジェクト要件のもう一つの柱が、学内からの情報発信力強化です。 従来サイトの機能では、学内からの情報発信(=学生向け告知・広報)作業に大変な手間がかかっていました。 そこでCMSを導入し効率アップを図ることをご要望として提示いただきました。
当初はMovableTypeやXoopsなどのCMSパッケージを導入する予定でしたが、 私たちで京都精華大学様の業務フロー分析を行った結果、 デフォルトの機能では事足りず大幅なカスタマイズが必要な事が分かりました。 そこでCMSパッケージのカスタマイズと、実業務に最適化した独自CMSを開発・導入の2つの手法について、 機能性、コスト、運用性について比較表を作成して提案しました。その結果、独自CMS開発の方向に決定しました。

WORKFLOW 02 - 企画設計

クリエイティブプランニング/京都精華大学らしさとは?

企画にあたり、まずは関西圏の私立大学と全国の芸術系大学のサイトをレビューし、差別化のための検証を行いました。 関西圏の私立大学サイトは、全体的に情報量が多いためかポータルサイト的なトップページが多い傾向にありました。 芸術系大学サイトは二極化している印象でした。芸術性を感じさせるギミックあふれるトップページのものと、前述の私立大学のようなものとです。 これらサイトと差別化したクリエイティブとして、「自由自治」の校風を感じさせるシンプルで清潔感のあるデザインを提案しました。

システム設計/シンプルで使いやすい独自CMSを

CMS設計にはこだわりました。ペーパープロトタイピングを幾度と重ね、機能の使いやすさとユーザーの見やすさを追求しました。 カレンダー連動の入力フォームや、ファイルアップロード機能との連携など必要な機能は強化し、 それ以外の機能は思い切って簡素化するなど操作性を向上させる機能設計、インタフェース設計を行いました。
またユーザーの見やすさを向上させるため、従来の大学側視点(部門別)で分けられていたニュース内容を、学生側視点(学部・カテゴリ別)に再編しました。

WORKFLOW 03 - 制作開発

デザイン/本質を語らずして魅せるデザイン

京都精華大学様の根本にある「表現者を育てる」という本質を語らずして魅せることに主眼をおきました。私たちの考える本質を語らずして魅せるとは、「余分なものは一切削ぎ落とし、必要な情報のみを訴求する」ということです。これから表現者を目指す人にとって余分な情報は必要がないということは、同じ表現者として共感できます。これらのことをふまえ徹底的にシンプルに訴求できるように心掛けデザインしました。

システム開発/徹底的なコスト意識で開発工数を削減

タイトな納期や、工数を意識するために、今回は使い慣れたフレームワークなど、蓄積したノウハウを徹底的に活用する方針をとりました、ただ、本当に必要な機能のみを最短距離で開発実装するために、仕様確定のためのMTGだけは徹底して行いました。その結果、各開発スタッフ間で明確な意識共有を行うことに成功し、円滑な開発が可能となりました。

WORKFLOW 04 - 公開運用

運用/CMS操作マニュアルの提供

各ご担当者様がすぐにCMSに慣れてもらうために操作マニュアルを作成し提供させていただきました。 運用後ヒアリングを行い、よりよいものに改善していきたいと考えています。

全体レビュー (獲得成果)

今回プロジェクトを担当させていただいたスタッフ全員が 「ほんとにいい大学やな~!」 「今からでも入学したい!」 と言うぐらい魅力にあふれた大学でした。
個性あふれ本質を追究した授業内容、自由自治のもと主体的に行われている文化活動、 京都伝統工芸講座やマンガミュージアム運営などの地域貢献、 文化評論誌「KINO」の発行や雑貨ショップ「shin-bi」運営などの広報活動など、どれもが素晴らしかったです。
これからもっともっとサイトを充実させ、魅力を伝えていきたいと思います。