先進的な取り組みである「KURA」の認知・理解を広げるサイトを構築。

日本を代表する大学のひとつである京都大学様の学術研究支援室(KURA)のサイトリニューアルを実施いたしました。国内でも先進的な取り組みのため、認知・理解の促進を図るためのサイトをめざしました。同時に、付帯プロジェクトのサイト制作も担当いたしました。

クライアント概要
会社名
京都大学
本社
京都市左京区吉田本町

WORKFLOW 01 - 初期提案

「KURA」を、わかりやすく伝えるための情報発信型サイトへ。

京都大学学術研究支援室、通称「KURA(Kyoto University Research Administration Office)」は、国や企業からの予算を獲得するために、研究者の方を支援していく組織です。この「URA(学術研究支援室)」はアメリカ発の概念であり、日本ではまだあまり浸透していませんでした。学内の研究者の方々にこの取り組みへの認知・理解を広げなければ、利用していただくこともできません。「もしかしたら、相談してもらえれば事業として予算を獲得できる研究が見過ごされているかもしれない」という「KURA」のみなさんの想いを届けるためにも、サイトでの情報発信が重要課題でした。

リニューアル前のサイトはWordPressで制作されており、情報を羅列したブログのような形式のものでした。組織そのものの認知が不足している状況ということもあり、一つひとつの情報を訴求しながら、あらためて「KURA」という組織をわかりやすく伝えていくためのサイト制作に取り組みました。

WORKFLOW 02 - 企画設計

利用者のファーストアクションを誘引するために。

できるだけ多くの研究者の方に関心を持っていただきたいとの理由から「できるだけ堅苦しくなく、敷居の高さを感じさせない」トーンでの制作となりました。「『KURA』のリサーチアドミニストレーターが活躍できる場が増えれば、研究を事業化して予算を獲得しやすくなるかもしれない」。その想いを実現するためには、まず研究者の方に「相談しに行く」というファーストアクションを起こしていただかなければなりません。「相談時の利用イメージが湧くサイト」をコンセプトに、制作を進めていきました。

コンテンツ設計/メンバー紹介

「KURA」という組織のイメージを明確にするために、メッセージやビジョンの紹介と併せて、メンバー一人ひとりの紹介も掲載しました。フランクな質問やひとことコメントも併せて掲載することで、堅苦しさを軽減。実際に相談対応する人の顔と人柄を見せることで、利用イメージの湧きやすいサイトをめざしました。

メンバー紹介はこちら

コンテンツ設計/支援内容

支援の流れについても、フローチャートでわかりやすく紹介。各項目について、下層でさらに詳しく紹介することで相談前の不安を解消するとともに、研究者の方の悩みを例示することで相談ニーズの掘り起こしを図りました。

支援内容:支援の流れはこちら

WORKFLOW 03 - 制作開発

デザイン/シンプルでわかりやすく、広がりを感じるデザインへ。

後述の付帯サイトとの同時進行、加えて短納期というハードルがあったものの、早い段階で「KURA」の皆様との信頼・協力関係を確立できたこともあり、スピーディに制作を進めることができました。「『KURA』サイトもインパクト重視のデザインが良いのでは?」とのご意見について、「認知や注目だけではなく説得力も大切にしたい」という私たちのご提案を聞き入れてくださるなど、前向きなコミュニケーションの積み重ねによってサイトのクオリティを高めていくことができました。

デザインでは、「シンプルでわかりやすく」を念頭に置きながら、アクセントとして「KURA」のロゴを展開させていきました。波や光、色からイメージされた、アンプのように増幅させていく意味合いを持つロゴを、トップ左上に配置するとともに、そこからフッターにつながるようにデザイン。より大きな増幅をイメージした、カラフルな光の束で表現しました。

付帯サイト/学生参画プロジェクトサイトの制作

「KURA」と連動して同時進行していたのが、学生参画プロジェクトです。学術研究支援データベースの充実には、教員の方からのヒアリングが必須です。そこで学生の方から教員の方へインタビューしていただく、学内周知とデータベースの充実を兼ねた学生参画プロジェクトを実施することに。その学生向けサイトとチラシを並行して制作することになりました。

「KURA」サイトのリニューアルコンセプトが「利用シーンの想起」であるのに対して、学生参画プロジェクトサイトでは、チラシとも連動してビジョンをわかりやく訴求していくことがポイントに。学内全体を盛り上げ、ムーブメントを起こしていきたいというご担当者様の想いのもと、構成はシンプルながらインパクトのあるビジュアル表現を探っていきました。

「KURA」も含めて最初のデザイン提案ということで、タイポグラフィ、写真、ピクト、イラストなど、さまざまな表現の方向性を模索。最終的には、京大生の注目度を高める意図から実際に学内で撮影した写真を使用することに。プロジェクトの主役である「学生と教員」が背中合わせになった写真をキービジュアルに採用し、「逢わなきゃ、わからない。」というコピーとともに掲載しました。また、キーカラーには情熱を感じさせる赤を採用。プロジェクトの運営元である「KURA」の想いを伝えてアクションを起こしてもらえるよう、全体的に訴えかけるトーンのサイトを構築しました。

WORKFLOW 04 - 公開運用

公開後の運用・保守は担当しておりません。

全体レビュー (獲得成果)

サイトリニューアル後、ご担当者様から「良いサイトを作っていただいて」とのお言葉をいただくことができました。私たちとしても、ご担当者様の熱意に突き動かされながら、ホームページ作成という形でご支援できたことをうれしく感じています。その後は、採用ページなどの追加コンテンツの制作はもちろん、「KURA」以外の事業サイト制作についてご推薦いただくケースも。これからも、さまざまな形でお力になれればと感じています。