受験者数増のために、既存イメージにとらわれない表現を。

『密教・仏教』の権威である高野山大学様のサイトリニューアルを実施しました。ヒアリングの中で見えてきた「高野山大学の本当の魅力」を伝えるべく、既存のイメージにとらわれずに企画・コンテンツやデザインを構築していきました。

クライアント概要
会社名
高野山大学
本社
和歌山県伊都郡高野町高野山385

WORKFLOW 01 - 初期提案

CMSありきではなく、あくまで受験生獲得を目的に。

初期のオリエンテーションでは、CMSの導入提案に主眼が置かれていました。
しかし、リニューアル前のサイトは、全コンテンツにCMSが導入されている弊害として、デザイン上の制限が多く、非常に見づらいサイトになっているという問題がありました。

こうしたプロジェクトでは、CMS機能ありきの企画になってしまいがちですが、CMSはあくまで手段です。本来の目的は「受験生の獲得」であることにあらためて注意しながら、コンテンツにも注力したプレゼンテーションを行ったところ、「高野山大学の魅力を引き出してくれそう」とのお言葉をいただき、私たちのご提案を採用いただくことになりました。

WORKFLOW 02 - 企画設計

ヒアリングで見えてきた、高野山大学の本当の魅力。

密教学・仏教学の権威といえる高野山大学。特に「密教学科」が存在するのは高野山大学だけということもあり、僧侶などの僧職をめざす学生の方が多いのが特長です。しかしその一方、一般の方に対する知名度はあまり高いとはいえませんでした。
プロジェクトがスタートし、実際に学内の方や学生のみなさんからお話を聞くと、たしかに僧職志望の方は多いものの、一般職をめざす方も1/3以上と想像以上に多いことがわかってきました。また、何度もヒアリングを繰り返していく中で、さまざまな角度から高野山大学の魅力が見えてきました。

Webサイトはもちろん、大学案内パンフレットも『密教・仏教』一色。「本当の高野山大学が、きちんと伝わっていないのでは?」と感じた私たちは、一般受験者数増加をめざすべく、『密教・仏教』という言葉だけでは表現できないイメージの具体化を企画設計に盛り込んでいきました。

コンテンツ設計/
高野山大学をめざす『高校生の方へ』

高校生の方へ

受験を考えている高校生の方に対しては、前述のようなポイントに留意。
「先輩の一日」と合わせて実際のキャンパスライフを紹介しながら、多様な職業をめざせることや96.6%という就職率の高さをアピールしていきました。

コンテンツ設計/
高野山大学をめざす『社会人の方へ』

社会人の方へ

社会人になってから『密教・仏教』に興味を持った方に対しては、世界遺産にも指定されている「高野山ブランド」をしっかり打ち出すべきだと考え、高品質なイメージ写真と組み合わせながらその権威や格調の高さを訴えていきました。

WORKFLOW 03 - 制作開発

デザイン/密教の「紫」から、若々しさと歴史を伝える「深い赤」へ。

過去の高野山大学のWebサイトや広報物のデザインは、密教に馴染みの深い「紫」が主体になったものが多く見受けられました。これは、「高野山にある大学という、誇り」を表現することができる一方で、実態とは異なるイメージを与える恐れもあると考えました。
そこで、「ありのままの高野山大学の魅力をアピールする。」をデザインコンセプトとして、若々しさとエネルギー、そして高野山の歴史と伝統も表現できる「深い赤」をコンセプトカラーに選びました。
また、敷居が高いイメージを払拭するために仏教的なデザインや装飾は避け、ありのままの魅力を見せるため人物が入った写真を積極的に用いました。

システム/大学向けCMS開発実績を活かし、「高野山大学」に最適なCMSを導入。

独自開発型のCMSを導入しました。大学ではさまざまな担当者の方が更新していくことになるので、その都度マニュアルを見なければわからないような設計では運用に支障が出てしまいます。その意味では、パッケージ型のCMSは余計な機能が多く、オーバースペックであると判断。「高野山大学」にとって使いやすい管理画面を、担当の方と相談しながら設計していきました。
独自開発型CMSのデメリットとしては、導入コストが高いことが挙げられますが、ノイでは大学向けCMSの開発実績が豊富なため、スピーディかつ低価格で導入することが可能でした。

WORKFLOW 04 - 公開運用

定期保守 / 公開後の運用サポート

サイト保守の年間契約を結び、引き続きコンテンツ運用のサポートをご担当させていただいています。

全体レビュー (獲得成果)

高野山大学様との取材・ヒアリングを通じて私たちが感じた「ありのままの魅力」を、受験生のみなさんにも感じていただけるよう心がけました。
これまでの高野山大学様の広報ではあまり表現されていなかった部分ですので、これを機に大学に興味を持っていただければと願っています。