世界トップレベルの「らしさ」を具現化し、iCeMSに対する理解促進・興味喚起につながるサイトへ。

文部科学省の事業「世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)」で採択された研究機関の1つである、京都大学 物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)様のサイトリニューアルです。研究者や一般層に向けて、iCeMSの活動についてオープンな情報公開を行い、研究理解促進と興味喚起のきっかけとなるサイトを目指しました。

クライアント概要
会社名
京都大学 iCeMS
事業内容
研究機関
本社
京都府京都市左京区吉田牛ノ宮町

WORKFLOW 01 - 初期提案

オープンな情報発信で親近感を醸成。

2013年にノイがサイトリニューアルを担当させていただいた「京都大学 学術研究支援室(KURA)」のご担当者様からの推薦でコンペに参加し、研究機関や教育機関のサイトを手掛けた実績を評価いただき受注につながりました。
国内外数多くの研究施設サイトを調査したところ、研究者以外のユーザーには不親切で難解なホームページが多いことがわかりました。そこで他機関と差別化できるよう「一般層に向けたオープンな情報発信」を主軸に設定。ユーザーの興味を喚起させる親しみやすいイメージ訴求を行い、研究活動への理解促進・寄付促進に結びつけられるような方向性を提案しました。

WORKFLOW 02 - 企画設計

「人」を感じさせ、シンプルなサイトに遊び心をプラス。

親近感醸成のために、サイト全体を通して研究者の存在を感じさせる写真を多用するようにしました。堅苦しいビジュアルや文章表現を避け、シンプルな中に遊び心をプラスして一般層の興味喚起を企図。また、情報発信のカギとなる高い更新頻度を実現できるよう、管理・更新作業がしやすい独自開発型CMSを導入しました。

コンテンツ/フランクな雰囲気の「研究者紹介」

研究者の個別ページを設置し、「私の研究ここがイイ!」という見出しで研究内容を説明し、オフタイムの趣味を写真入りで紹介。従来の研究機関とは異なるカジュアルなイメージ形成を目指しました。また、研究者の顔写真を一覧掲載することで所属・連携する研究者の数の多さとバリエーションの豊かさを視認できるようにしました。

コンテンツ/バーチャル施設見学「iCeMSフォトツアー」

写真展開で施設内をめぐるガイドコンテンツ。パンフレットに掲載されていた既存資産の活用を提案し、新規撮影のコストをかけずにWeb用に最適化しました。

WORKFLOW 03 - 制作開発

デザイン/一見意外なビジュアルでインパクト訴求。

研究者との議論で浮かび上がってきたイメージに対して数パターンのビジュアルを提示するプロセスを何度も繰り返し、クライアントが打ち出していきたい「iCeMSらしさ」を具現化していきました。最終的に、一見コアな研究内容とは無関係な「積み木で遊ぶ子ども」をメインビジュアルに据えて、研究の楽しさや面白さを想起させることに。従来の研究機関には無かったモダンで柔らかいイメージの醸成を目指しました。

システム/更新しやすいCMSを導入し情報発信力を強化。

「お知らせ」や「研究者紹介」ページに独自開発型CMSを実装。導入の際はヒアリングを念入りに行い、目的達成のために必要な機能を優先させるよう心掛けました。

全体レビュー (獲得成果)

着手した当初は研究内容について教えていただくことばかりでしたが、私たちなりに調査や勉強を行い、どうしたら一般層の理解促進に結びつくだろうかと考えながら提案と対話を重ねました。迅速なレスポンスと120%の対応を心掛けた結果、最終的に信頼を得ることができたのではないかと思います。ご担当者様には学内周知や調整にご尽力いただいた上に、サイト制作を検討されていた他研究機関に対してノイをご推薦いただいたりもして、大変感謝しております。また、研究者の中には「iCeMSのサイトがWPIの中でも一番かっこいいと思う」とおっしゃっていただいている方もいると聞き、とてもうれしく感じています。